はじめに
突然ですが、滑舌や声のトレーニングというと、何を思い浮かべますか?
「早口言葉をひたすら練習」
「お腹の底から大きな声で発声練習」
「あめんぼ 赤いな あいうえお」
などなど…色々ありますよね。
しかし実際は
「早口言葉が言えても、実際に話す原稿と違う」
「大声での練習は近所迷惑になるから家ではできない」
「明日がプレゼン本番なんだから、今からトレーニングしてたら間に合わない」
などといった問題はありませんか?
早口言葉やお腹からの発声、口・舌の筋トレも、ももちろん効果はあります。
ですが、日本語は「母音」を意識するとクリアに聞こえるということは、
あまり一般的に知られていません。
自己紹介
プロフィール
はじめまして!
当ブログを運営しております、しまと申します。
●名前:しま
●年代:30代後半
●住んでいる所:神奈川県
●仕事:月~金まで働く会社員
たまに行事があると土日も働いたりします。
●趣味:観劇、ダンス、バレエ、アニメ、お酒etc…
観劇が大好きです!特に劇団四季のミュージカルが大大大好きで、仕事で稼いだお金をいそいそと観劇チケットにつぎ込んでいます。
観劇の他、趣味でダンスとバレエを続けています。
そのほか、アニメを見ることや、お酒(特に日本酒🍶)が大好きです。
劇団四季を目指していました
実は私、以前は劇団四季への入団を目指しておりました。
元劇団四季として活躍されていた先生に弟子入りし、声の出し方から身体の使い方、表現方法まで、沢山のことを教えていただきました。
先生から劇団四季の発声メソッド、「母音法」教えていただいた時は胸アツでしたね。
「この方法であの素晴らしいセリフが成り立つのか!✨」と、大納得したものです。
ですが、プロの壁というものはそれはそれは高くて。。。
夢への挑戦期限(=年齢)を自分であらかじめ決めていたのですが、
オーディションの合格通知は、残念ながらその期限までに届くことはありませんでした。
周りから「聞き取りやすい」と言っていただけるように
劇団四季俳優の夢は叶わず、生きていくために正社員として働きはじめてからの出来事です。
ある時、仕事でプレゼンの原稿を読み上げた録音データを提出する機会がありました。
発表時間5分間、かつ話す内容がボリュームがそれなりにあったので、
ゆっくり話している時間はありませんでした。
でも、何とか録音データを完成させて上司に提出したところ、
上司から、
「テンポよく話しているのに、すごく聞き取りやすいね。」
って言っていただけて。
またある時、仕事でご高齢のおばあさまと、ある申請方法を電話でご説明する機会がありました。
ひととおり説明が終わった時のことです。
最後のタイミングでおばあ様から一言。
「あなたの声はとっても聞き取りやすいわね。 おかげでよく理解できたわ^^」
この時はもう本当に嬉しかったですね。
その他、プレゼンや電話対応で「聞き取りやすい」と言っていただける機会が何度かあり…。
ピンチヒッターで入った司会業務で「あの人はプロの方?」と言っていただけたこともありました。
ミュージカル俳優という夢は叶いませんでしたが、
まさかその時にに学んだことが、仕事でこれほど役に立つとは思いませんでした。
ブログを書こうと思ったきっかけ
俳優、声優、アナウンサー、ナレーター、etc…
プロの方の話し方って、本当に聞き取りやすいですよね。
もちろんプロの方たちは、本格的なトレーニングを受けていらっしゃるので当然かと思います。
ただ、私たちが日常で使うような話し方って、
ある「コツ」を意識するだけで、グンと聞き取りやすくなるんです。
特に仕事での場面。
面接やプレゼン、接客なんかではこの「コツ」を意識するだけで、
かなり印象が変わるんじゃないかなって思っています。
また、今はオンライン会議だったり、録画・録音データを使ったりと、
電子媒体を通してお話しすることも増えていると思うんです。
もしそれで「クリアに聞こえない」「伝わらない」ってお悩みの方がいらっしゃったら。
もっとこのコツが広まると嬉しいなと思い、ブログを立ち上げました。
伝えたいこと
”滑舌が悪い” =「ダメなこと」ではないと思っています
前提としてお伝えしたいことが一つあります。
私は滑舌がよくないことは、「ダメ」なことではないと思っています。
もちろん、声のプロを目指す場合や、声を酷使する機会が多いのであれば、
しっかりトレーニングを受けて、正しい滑舌・発声法を身に着ける必要があります。
ですが、そうでないのであれば、多少クリアに聞こえなくても、詰まってしまっても、
一生懸命自分の気持ちを伝えようとする姿勢があれば、それで十分だと思うのです。
少し話が変わりますが・・・
数年前に「この薬を塗って爪の縦線を治そう!」というCMがテレビで流れたことがありました。
CMを見た私の母がポロッと一言。
「まるで縦線があるとダメみたいな言い方ね」
爪の縦線は病気のサインの場合もあったり、
そのことを気にしている方がいらっしゃるのはあるかと思いますが、
全員が全員治さないといけないものではありませんよね。
こんなふうに、世の中にはダメじゃないのに「これはダメ」「治すべき」という概念がたくさんああり、私は滑舌も同じだと思っています。
ただ、滑舌がよくて「得」することは沢山あります!
とある会社で採用面接があったとします。
Aさん → 発言内容:100点 話し方:80点
Bさん → 発言内容:100点 話し方:100点
この場合、Bさんが採用されるパターンが多いでしょう。
また、特に営業職や接客業など、人と話をする機会が多い職業の場合を考えてみましょう。
Cさん → 発言内容:100点 話し方:70点
Dさん → 発言内容:90点 話し方:100点
このように、発言内容の点数が低くても、Dさんが採用されるケースもあります。
滑舌が良くないこと=「悪」では決してありませんが、滑舌が良くて「得」することは沢山あります。
そしてこの「得」をするためには、ちょっとしたコツがとても役立つのです。
私自身、そのコツを意識することで「得」したことが何度もありました。
普段私が実践しているコツを、このブログを通じてお伝えしていけたらなと思います!
アイコンについて(トカゲちゃん紹介)
私「しま」だけがダラダラとコツを書いても面白くないと思いますので、
このブログ「はなしかたろぐ」のキャラクターに手伝ってもらおうと思います。
「トカゲちゃん」です!

ブログを立ち上げるに当たって、イラストレーターの方に依頼して生み出していただきました。
最初は特に名前はついていなかったのですが、
イラストレーターさんと色々ご相談させていただいているうちに
気が付いたら「トカゲちゃん」で定着していたので、そのまま名づけさせていただきました!
話し方に関するブログなので、大きな口をカパッ!ニコッ!と開けてくれています。

よろしくお願いします!
トカゲちゃんと一緒に思考錯誤をしながら、
少しずつブログをブラッシュアップしていければと思います。
このブログが、少しでも誰かの役に立てると嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします!
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