自己紹介

はじめに

突然ですが、滑舌・声のトレーニングというと、何を思い浮かべますか?

・早口言葉をひたすら練習
・お腹から声をだす練習(あ! え! い! う! え! お! あ! お! )
・口と舌の筋肉をトレーニング

などなど…色々ありますよね。

しかし実際は
「早口言葉が言えても、実際に話す原稿と違う」
「大声での練習は近所迷惑になるから家ではできない」
「明日がプレゼン・面接の本番なんだから、今からトレーニングしてたら間に合わない」

などといった問題はありませんか?

早口言葉やお腹からの発声、口・舌の筋トレも、ももちろん効果はあります。


ですが、日本語は「母音」と「呼吸」を意識するとクリアに聞こえということは、それほど知られていません。


このブログでは、日本語がクリアに聞こえるコツを紹介していきたいと思います。

自己紹介 

ミュージカル俳優を目指したものの

はじめまして。
当ブログを運営しております、しまと申します。
1986年生まれの神奈川県在住、普通の社会人です。

実は私、以前は劇団四季への入団を目指しておりました。
元劇団四季で活躍されていた先生に弟子入りして、声の出し方から身体の使い方、表現方法まで、
沢山のことを教えていただきました。

特に、劇団四季の発声メソッド、「母音法」を教えていただいた時は胸アツでしたね。
「この方法であの素晴らしいセリフが成り立つのか!」と、大納得したものです。

でもね、プロの壁というものはそれはそれは高くて。
夢への挑戦期限(=年齢)を自分であらかじめ決めてたんですけど、
オーディションの合格通知は、残念ながらその期限までに届くことはありませんでした。

でも、夢は叶わなかったけど、この挑戦で得たものは計りしれません。

周りから「聞き取りやすい」と言われるように

夢は叶わず、生きていくために正社員として働きはじめてからの出来事です。

ある時、仕事の関係でプレゼン原稿を読み上げた録音データを提出する機会がありました。
発表時間5分という制限があり、話す内容がそれなりにボリュームがあったので
ゆっくり丁寧に話すことができませんでした。
でも、何とか録音データを完成させて上司に提出したところ、

って言っていただけて。

またある時、仕事でご高齢のおばあさまと、ある申請方法を電話で説明する機会がありました。
ひととおり説明が終わって、最後のタイミングでおばあ様から一言。


「あなたの声はとっても聞き取りやすいわね。 おかげでよく理解できたわ^^」

この時はもう、本当に嬉しかったですね。

その他、プレゼンや電話対応で相手や同僚からいただける機会が何度かあり…。
ピンチヒッターで入った司会業務で「あの人はプロの方?」と言っていただけたこともありました。

ミュージカル俳優という夢は叶いませんでしたが、
まさかその時にに学んだことが、仕事でこれほど役に立つとは思いませんでした。

ブログを書こうと思ったきっかけ

俳優、声優、アナウンサー、ナレーター、etc…
プロの方の話し方って、本当に聞き取りやすいですよね。
もちろんプロの方たちは、本格的なトレーニングを受けていらっしゃるので当然かと思います。

ただ、私たちが普段仕事で使うような話し方って、ある「コツ」を意識するだけで、グンと聞き取りやすくなるということは、あまり知られていません。

面接やプレゼン、接客なんかではこの「コツ」を意識するだけで、
かなり印象が変わるんじゃないかなって思っています。

また、今は対面での会話に加えて、今はオンライン会議だったり、録画・録音データを使ったりと、
電子媒体を通してお話しすることも増えていると思うんです。
もしそれで「クリアに聞こえない」「伝わらない」ってお悩みの方がいらっしゃったら。
もっとこのコツが広まると嬉しいなと思い、ブログを立ち上げました。

滑舌・声に悩む方へ ちょっとしたコツをご紹介

これが「はなしかたろぐ」のテーマです。

伝えたいこと 

”滑舌が悪い” =「ダメなこと」ではないと思っています

前提として、私は滑舌がよくないことは、「ダメ」なことではないと思っています。

もちろん、声のプロを目指す場合や、声を酷使する機会が多いのであれば、しっかりトレーニングを受けて、正しい滑舌・発声法を身に着ける必要があります。

でもそうでないのであれば、多少クリアに聞こえなくても、詰まってしまっても、
一生懸命自分の気持ちを伝えようとする姿勢があれば、それで十分だと思うのです。

少し話が変わりますが・・・
数年前に「この薬を塗って爪の縦線を治そう!」というCMがテレビで流れたことがありました。
CMを見た私の母がポロッと一言。
「まるで縦線があるとダメみたいな言い方ね」

(爪の縦線は病気のサインの場合もあるので例外はあるのですが、)
こんなふうに、世の中にはダメじゃないのに「これはダメ」「治すべき」という概念がたくさんあると思っています。

滑舌も同じだと思っています。

ただ、滑舌がよくて「得」することはたくさんある!

とある会社で採用面接があったとします。

Aさん → 発言内容:100点  話し方:80点
Bさん → 発言内容:100点  話し方:100点


この場合、Bさんが採用されるパターンが多いでしょう。

また、特に営業職や接客業ですと、

Cさん → 発言内容:100点  話し方:70点
Dさん → 発言内容:90点   話し方:100点


このように、発言内容の点数が低くても、Dさんが採用されるケースもあります。

このように、滑舌が良くて「得」することも、沢山あります。
そしてこの「得」をするためには、ちょっとしたコツがとても役立つのです。

私自身、そのコツを意識することで、これまで何度も「得」をしています。

普段私が実践しているコツを、このブログを通じてお伝えしていけたらなと思います!

どうぞよろしくお願いいたします。

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